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住職紹介

住職就任時のご挨拶より

この度、鶴城山光専寺におきましては、親鸞聖人七百五十回大遠忌法要をご勝縁として、第十六世住職 城 厚雄より、第十七世 城 厚慈に住職を継職いたしました。 平成二十三年九月二十三日新旧光専寺総代世話人会にて報告がなされ、 それを受け光専寺第十七世住職継職奉告法要を平成二十四年十月二十一日(日)に厳修致すことになり、法要 実行委員会が組織され準備を進めてきました。
平成二十四年二月三日に光専寺門徒 上野 尚志責任総代とともに本願寺ご門主様より本願寺阿弥陀堂にて 住職補任状を拝受いたしました。 ここに、歴代光専寺住職、ご門徒のお蔭により、連綿と法灯が受け継いでこられたその重みをひしひしと感じております。 親鸞聖人七五〇回大遠忌法要御満座を機縁として「新たな始まり」を期するご消息がご門主様より一月十六日に親読されました。 そのなかに「本願念仏のご法義は、時代が変わり、社会が変わっても、変わることはありません。しかし、そのご法義が活きてはた らく場である現実の社会は、地域によって異なり、時とともに変わります。ご法義を伝え、広めるための宗門の組織も、社会の変化に 応じて変わる必要があります。」とあり、「一人ひとりが抱える課題を大切にし、お念仏を喜び心豊に生きることのできる社会を目指 しましょう。」とあります。 この混迷した現代社会の中にあって、一人でも多くの方に仏法に遇っていただけるご縁作りにご門徒とともに歩んでまいりたい と思います。 この住職継職にあたり、私たちをめぐる環境は、昨今の社会経済状況、あるいは災害等もありましたことから、厳しいことと存じ、 総代世話人会にて必要最小限に止め、厳かな住職継職奉告法要にしていただきたいとのご要望を受け進めてまいりました。法要懇 志につきましても、門徒総代さまをはじめ、門信徒の皆様には多大なるご尽力いただきましたこと厚く御礼申し上げます。 参詣者の皆様ならびにご出勤いただきましたご法中様関係各位にはこの法要のご縁いただきましたこと深く感謝申し上げます。 今後とも、浄土真宗のお念仏を拡げてゆくため、精進してまいりますので、何卒、護持発展にご協力いただきますよう宜しくお願 い申し上げます。

合掌
二〇一二(平成二十四)年十月二十一日
浄土真宗本願寺派 鶴城山光専寺 第十七世住職 城 厚慈


 

歴代住職

開基 浄徳 1653(承応2年4月19日寂)
2世 圓宿(寂) 1681(延宝9年5月2日寂)
3世 伝正(秀) 慶安四年在職中 没年不明
4世 元宿 延宝・天和在職中 没年不明
5世 円碩 1714(正徳4年9月17日寂)
6世 円碩 1753(宝暦3年7月29日寂)
7世 大春 1755(宝暦5年12月19日寂)
8世 普明 1771(明和8年3月27日寂)
9世 大春 1794(寛政6年11月12日寂)
10世 大超 1824(文政7年8月7日寂)
11世 義謙 1861(文久元年11月24日寂)
12世 謙渓 1895(明治28年12月29日寂)
13世 謙海 1916(大正5年9月9日寂)
14世 謙教 1939(昭和14年10月25日寂)
15世 升量 1993(平成5年12月3日寂)
16世 厚雄 前住職  
17世 厚慈 住職